時系列マトリックス変換

「時系列マトリックス変換」とは、任意のSalesforceオブジェクトの関連リストに保管されているリスト形式のデータを、時系列項目を軸としてマトリックス形式に変換して横方向に並べ替え、元のSalesforceオブジェクトの項目とともに同一のシート内に表示する機能です。

さらに、シート上で編集・追加したデータは自動的にマトリックス形式からリスト形式に逆変換されてSalesforceに保存されるので、レポートや集計に最適なデータベース構造を維持したまま、データ入力のみをユーザフレンドリーに保つことが可能です。

本機能の利用には「時系列マトリックス変換オプション」が有効になっている必要があります。ご利用をご希望の場合は担当の営業窓口までお知らせ下さい。

時系列マトリックス列の概要

時系列マトリックス変換されたデータは、以下のように入れ子のヘッダを持つ列としてシート内に表現されます。

  • [A] マトリックス列ヘッダ -マトリックス変換したデータをまとめて表示するルートとなる列のヘッダです。マトリックス列についての各種設定変更はこちらのヘッダメニューから行います。
  • [B] 系列ヘッダ - 同じ時系列値を持つ項目をまとめて表示する列のヘッダです。マトリックス列の設定で指定した期間分繰り返しで表示されます。
  • [C] 内部列ヘッダ - マトリックス列の内部に表示する列のヘッダです。系列として表示される時系列値の数だけ繰り返しで表示されます。

マトリックス列の内部に表示する列が1つしかない場合は、内部列ヘッダは省略されマトリックス列ヘッダと系列ヘッダのみの2段の入れ子構造となります。

マトリックス列の追加

シートに時系列マトリックス変換したデータを表示するには、以下の手順で行います。

  1. 列ヘッダメニューから「列の追加」を選択します
  2. 「時系列マトリックス列を追加」タブをクリックします。
  3. [A] 子関連オブジェクト から、時系列マトリックス変換を適用する関連リストを選択します。
    • 「子関連オブジェクト」プルダウンに表示される関連リストは、オブジェクトのデフォルトのページレイアウト内に追加されている必要があります
  4. [B] 系列にする項目 から、時系列マトリックス変換の軸として指定する項目を選択します
    • 系列項目に指定できる項目は現在日付項目のみとなります
  5. [C] 表示間隔 に時系列項目の表示間隔を指定します。以下の値から選択します
    • 年ごと
    • 四半期ごと
    • 月ごと
    • 週ごと
    • 日ごと
  6. [D] 開始 に表示する時系列の最初の日付を設定します。「表示間隔」で「四半期ごと」「月ごと」を選択していた場合は日付は指定した月の初日(1日)に補正されます。また「年ごと」を選択している場合は指定した年の初日(1月1日)に補正されます。
  7. [E] 期間 に、時系列表示する期間を数値指定します。1以上の整数値を指定する必要があります。
  8. [F] 列として表示する項目 から、マトリックス列の内部に表示する関連リストオブジェクトの項目を選択します。[G] 列として表示する項目を追加 リンクをクリックすることで複数の項目を追加することが可能です。

マトリックス列の設定

追加したマトリックス列の設定を変更するには以下の手順で実施します。

  1. マトリックス列のヘッダメニューから「設定」を選択します
  2. 列の設定変更ダイアログが表示されます。ダイアログ内に「基本情報」「系列」「内部列」の3つのタブが表示されます。

基本情報

通常の列の設定とは異なり、ヘッダの表示ラベルに関する設定のみが変更できます。

系列

マトリックス列の系列に関する設定(「表示間隔」「開始」「期間」)を変更できます。 また各系列値のヘッダ表示ラベルをまとめて変更可能です。 さらに、それぞれの系列値の列を非表示にしたり、非表示設定されている系列値の列を再表示することが可能です(非表示に設定されている系列値はグレー表示されます)。

内部列

マトリックス列の内部に表示する列の情報を確認できます。 それぞれの内部列を非表示にしたり、非表示設定されている内部列を再表示することが可能です(非表示に設定されている列はグレー表示されます)。

列の表示/非表示

マトリックス列を非表示にするには、マトリックス列ヘッダのメニューから「非表示」を選択します。マトリックス列を非表示にすると、中に含まれるすべての系列/内部列が非表示になります。 再表示するには、通常の列と同様に「列の表示/非表示」で非表示となっている列を表示状態にします。

個別の系列値の列を非表示にするには、非表示にしたい系列値の系列ヘッダのメニューから「非表示」を選択します。特定の系列値の列を非表示にすると、その系列値に対応するすべての内部列が非表示になります。 再表示するには、マトリックス列の設定 > 系列 から非表示となっている系列値の列を表示状態にします。

内部列を非表示にするには、非表示にしたい内部列ヘッダのメニューから「非表示」を選択します。特定の内部列を非表示にすると、すべての系列値においてその内部列は非表示になります。 再表示するには、マトリックス列の設定 > 内部列 から非表示となっている列を表示状態にします。

内部列の追加

マトリックス列の内部に表示する列を追加するには、系列ヘッダのメニューあるいは内部列ヘッダのメニューから「列の追加」を選択します。ダイアログからマトリックス列の作成の際に指定した関連リストオブジェクトの項目がリストされるので、項目を選択して追加します。

マトリックス列の内部列にはデータ列は追加できません。また多態関連項目をたどった項目の追加には対応していません。

内部列の削除

マトリックス列の内部に表示する列を削除するには、削除する内部列ヘッダのメニューから「列の削除」を選択します。

マトリックス列には最低1つの内部列が必要です。

書式設定

各系列値の列および内部列に対して、色やアイコンなど列データの見た目のスタイルに関する設定を通常の列と同様に追加することができます。

書式設定を追加するには、それぞれのヘッダのメニューから「設定」を選び、「書式設定」タブからスタイルを変更します。

特定の系列値の列の書式設定を追加すると、その系列値に対応するすべての内部列に対して書式設定が適用されます。

特定の内部列の書式設定を追加すると、すべての系列値においてその内部列のスタイルが適用されます。内部列の書式設定を追加した場合、指定した系列値の列に対して書式設定を追加していた場合でも、内部列の書式設定によって上書きされます。

系列値の列の書式設定では条件付き書式設定は利用できません

制限事項

時系列マトリックス変換には現在以下の制限事項があります。

  • マトリックス列の内部列では、ソート及びフィルタの指定はできません
  • 1つのマトリックス列の内部に表示できるオブジェクトは現在1種類のみとなります。
  • ある時系列値に合致するレコードが関連リストの中に複数ある場合については、Mashmatrix Sheetが最初に発見したレコードを選択して利用します。優先順位や絞り込みについては現在指定できません。
  • マトリックス列の列に表示されている値をクリアした場合は、その項目には空白値が書き込まれます。レコードが自動的に削除されることは現在ありません。そのため、必須項目を含む関連リストに対して時系列マトリックス変換を実施すると、値を空白クリアした際に必須項目エラーなどの不都合が発生する場合があります。

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